岡山の舞踊・演劇の感想

岡山のダンス(主にコンテンポラリーダンス)や演劇の感想を書きます。

公演情報「 日本昔ばなしのダンス 」

日時:2月19日(日)11:00~ 15:00~

場所:西川アイプラザ5階

年齢:3歳以上

料金:一般2500円、3歳~高校生1000円

販売:12月9日(金)岡山シンフォニーホールチケットセンターやイープラスで販売

公式サイト:日本昔ばなしのダンス | 岡山芸術創造劇場ハレノワ

 

 学ランダンスで知られるダンスカンパニー「コンドルズ」を率いる近藤良平。そして「マグナム☆マダム」を率いるダンサー・振付家の山口夏絵。二人が日本の昔話をモチーフにしたコンテンポラリーダンスを岡山で上演することが決まった。

 コンドルズは男性のみで結成されたダンスカンパニー。そして、マグナム☆マダムは女性のみで結成されたダンスカンパニー。

 

コンドルズ

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マグナム☆マダム

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 この二つのカンパニーはどこか似ている。それは作品にも表れている。コンドルズは学ラン姿で踊る。そして、マグナム☆マダムも白のタンクトップにジャージというユニフォームで踊る。ふたつともどこかコミカルで楽しく元気をもらえる作風が特徴だ。

 コミカルさとは、ありえないさや現実とのギャップから生み出されるものだと思っている。コンドルズのおじさんたちが学ランをきて踊りまくるシュールさ。マダム☆マグナムの白のタンクトップ、ジャージ姿のおばさまたちで肉を震わせ踊り狂う姿。どちらも現実にはお目にかかれなさという意味では共通しているのだ。 

 そんなどこか似たダンスカンパニー・主宰のふたりはどんな昔ばなしのダンスを展開するのだろうか。さすがに学ランとジャージ姿はでてこないだろうが、彼らのあふれ出る個性がどのような形で昔話と融合して表現されているのか。今から楽しみだ。